火縄銃



 4-7、火薬入れ、スタンド、測り

火縄銃の射撃へ戻る

火縄銃射撃は何度も繰り返すが、生火と黒色火薬を使用するので、それらの管理には十分に留意する必要があり、また射撃成績を上げるためにも火薬の管理は重要な要素である。

(全体50発、14発出ているのが分かる。失くすことのないように注意する)
火縄銃と弾丸に合った量の火薬を計量し、1発ずつプラスチックのケースに入れさらに、それらを箱状のケースに入れる。火薬を入れるケースはソフトケースが良いと言う。これは万が一火が入った時のことを考えてだ。
発数は一目見て分かるようにしておく。なぜなら紛失した時に直ぐに気が着くようにするためだ。

火薬ケースは14発のスタンドに立てる。射撃する時に間違わないようにするためだ。弾丸は13発。1発は撃っても撃たなくてもよい最初の空砲用だ。銃を温めるために撃つ方が良い、時間を節約するために撃たない方が良い、と意見は分かれている。
適量の火薬量を見つけるのは難しい。試行錯誤だ。天候、湿度、気温でまた条件が異なる。外国の競技に出ると別な種類の火薬を使用する。必然的に性格と
威力が異なる。1ラウンドくらいの練習ではそれらの特徴が見つけられないことが多い。計量は計量カップを使う。

長筒と短筒用 昔、自分で装弾していた頃に使われていたものを探してきた。