洋式銃



12、銃床木部が縦合製造のゲベール銃

日本製の初期、輸入が無かった頃の作であろう。銃床板など真鍮部品も多い。何よりも木部の形状が外国のゲベール銃と少し異なる。全長が126㎝、銃身が92㎝、口径17㎜と、先日津軽でみた国産ゲベールのサイズだ。

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注意してみると銃身が縦に合わせてある。火縄銃と異なり、地板をネジで止める、銃身を輪で止める、本来なら機能上の問題はない。製作上、手間が省けたかと言うとそうではないだろう。手間は一枚の板から作った方が楽だっただろう。また白兵でこの武器の機能「打ちもの」としてはやはり一枚ものが強かったのではないか。日本の木工を知るに面白い例だ。真鍮部分に「弐番」とある。

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上の画像で縦に入って筋が見える。また銃床の形状が今ひとつ欧米ものと違う。
日本式照門が見られる。
以上