11 、日本の鉄砲管理
日本は世界一銃砲管理の厳しい国だ。
この始まりは「刀狩り」にある。
江戸期においては「入り鉄砲」は厳しく制限され、各藩は1853年まで各々の兵器を管理していた。
猟師が使った銃には全て鑑札が付けられて、勝手に改造などが出来ぬよう寸法も記してあった。
高札にあるよう、銃砲管理地域を設定し、鉄砲の発砲も制限した。
明治初期、壬申刻印を打ち、民間の銃を調査した。(幕末から明治初期が一番ゆるかったのではないか。)
軍国期において将校が所持する拳銃も所轄の警察署所持許可が必要であった。