ふたつある。「阪」の刻印。大阪砲兵工廠の製造だ。これらはかなり良い鉄を使い、今でも完全な状態だ。刃長が1mもあり直径数十cmの丸太を挽けるのに、折りたたみ式だから
17㎝角、厚さ3㎝ほどの収容嚢(皮革製と帆布製がある)に入る。但し、2人で操作しなければならない。
小さな目立て道具が入っている。
柄長15.5㎝、元直径20㎜と25㎜、全体の重量は460gだ。
10㎝の板、各々刃が10個付いているが15枚で構成されており、板は2個のリベットで接続されている。
恐らく工兵以外にも重機関銃小隊は必ず装備していただろう。丸太は彼らの陣地構築に重要な品だった。