「三年式機銃弾薬苞六百発」と素の板に墨で記されている。30発載の保弾板が紙箱入りで20個収納されていたはずだ。取手は10㎜太さの麻ロープ。横45㎝、幅22cm、高さ22㎝、重量300g。蓋は6個の木ネジで止められていた。本来は使い捨ての弾薬箱で、野営の燃料になったのだろうが、その後、弾薬箱はかなり立派なものになった。よく残っていたものだ。