1- 7 、20㎜対戦車砲弾倉箱 乙

「九七式自砲倉」と横に記されている手提げの付いた幅の狭い箱である。構造は他の弾薬箱と同じく、木製、鉄枠だが、上下に分かれており、手提げの柄は長さ12㎝、直径2㎝の木製である。九七式20㎜対戦車砲は九二式重機をほとんど同じ分隊編成だったが、砲は20発入り箱型弾倉を使用した。大きな弾倉でこの箱には計算的には2個しか収納できないが。
横48㎝、幅9㎝、高さ23㎝、重量3kg。剥離しているが上部には帆布が張られていた。