図解知っているようで知らない戦国合戦の戦い方

辰巳出版刊 A4 92ページ編集本12冊のうちの一巻
価格1000円プラス税

この手のムック本時代ものが最近多い。一種のブームであろう。誰に書かせて、編集しているか、イラストが多く分かりやすい、10分間もあれば一応見て読める。話題についていくにはこういう本も良いだろう。
戦国の戦闘、第一章 準備、第二章 合戦、第三章 決着、と合戦のプロセスを追っているところ、史的な事実性を述べているところがユニークである。
例えば、準備は忍者による敵がたの情報収集。なんとなく分かるような記述だが。しかし鉄砲の図。まずは裏返しなのだ。左にカラクリがある。また火縄らしいものはないが、火縄と。照門に「前目当て」と。射手に近いから前なのか?
(この書評に関して連盟としての公式なものか、というご意見もあるが、公式と言うより「客観的なもの」と理解していただきたい。良いご指摘だが。)