図説・日本武器集成 編集版

歴史群像シリーズ 小学館刊
A4、166ページ、オールカラー、定価2000円

この手の編集、写真版では一番充実している本ではないか。槍、弓、刀、鉄砲そして捕りもの、忍者道具など道具、小道具そして使い方が網羅されている。鉄砲に関するページ数は20枚もあり、我らが先輩、小野尾正治氏が監修しているので、分かり易く、正確な内容である。特に各武器の威力を見せているので、これはなかなか手間が掛った本だ。砲では芝辻砲、フランキ砲が国宝的に取り上げられている。イラスト、写真などのレイアウトも良く、文章も分かりやすい。