「客観的日本兵器史」
平成22年8月21日(火)管理人は陸上自衛隊武器学校に行き、全国から集まり研修中の学生に標記の講演を行った。日本の武器兵器の歴史、現状は主観的、感情的にみられることが多く、そのようなテーマは国民にとって一般的ではなく、現状に十分な認識があるわけではない。日本の兵器史を具体的な例、画期的な出来事、現在は過去と未来の中継点であるという視点から客観性を重んじたストリー展開になっている。内容は以下のスライドの通りであるが、特に強調したかったのは、体制は75年で替る。そのために世界の現実を良く観て理解し、自衛官として一市民として、日本の安全保障はどうなるかを判断する機会にして欲しいと言うものだった。国家の要は主権である。主権は外交と軍備により守られるのが普遍的な論理である。日本は世界に尊敬される国にならねばならない。現状、戦後67年間、一発も撃たず、一人も殺してない国は、世界でも歴史上も稀なる事実であろう。