1- 4、十年式擲弾筒などにも使われた九一式手榴弾

十年式擲弾筒などにも使われた九一式(昭和6年1931)手榴弾

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大正10年(1921)に開発された九七式と同じような手榴弾の底にブースターを
装着できる。ブースターを外せば一般の手榴弾として使用できる。寸法は九七式に同じ。手榴弾を発射するためのブースターは直径26㎜、高さ20㎜で本体にねじ込みだ。十年式は滑腔のため、8個あるブースターの穴の角度を利用して
回転させた。真ん中の穴の部分に雷管が入る。(詳しい説明は擲弾筒の項でする。)

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(この項つづく)