ビルさんの意見で『ガンケース』を買う
先日、ホノルルのガンクラブで少し射撃をした。インストラクターは良い若者だった。受付コリアン女がビッチだった。「ガンケースを買いたいのだが、店はあるか?」と聞くと、言下に「ホノルルにはガンショップはない」とコリアン口調で言う。ここで撃ちなと言う態度だ。しかしおかしいと思い、帰ってインターネットで検索したらアラモアナの近くにあるじゃなか。今日は二つの場所を訪れて、もうホテルのチェックアウトタイムは近づいていたが、タクシーで駆けつけた。運転手が10分間なら待つと言うが10分ではちゃんと見ることが出来ない。帰って貰った。良い店だ。3部屋からなっている。
奥が拳銃だ。試射させるところもあるようだ。ハワイ州ではなかなか所持許可は厳しいと聞いた。
最初の部屋はシューティングギア類が。そこにこのケースはあった。小さなノブは何かと聴いたが、若い店員は分からない。私のあとから入って来た白人の小柄な老人が、「これは良いケースだ。ミリタリー狙撃銃用で、このノブは中の空気を抜いて、ラバーフォームと銃とスコープへの圧力を少なくするものだ」と教えて呉れた。私の銃・オプチカルはこういうものと言うとこのケースが最適だと。恐らく日本ではこの品はない。サイズが大きい。重量10kg、横133㎝、高さ33㎝、厚さ13㎝、ダブルクッションだ。
そしてイアプロテクター、アメリカから使っている「マグナム用」と言う高い品だが、古くなった。その人、ビルは私の言うことが良く聞こえているので、彼の意見を聴いた。なぜなら難聴の気配はまったくないからだ。なお、ビルは全く知らない人で、この店で初めて会って話をした。
「安いのは勧めない、電子式の奴が良いと」電子式は40ドルだ。それを入れる
「グロッグチーム」と表示されてバックパックも。店のもう少し偉い責任者と交渉した。感じ良く、しかるべく負けてくれた。もともとこの州、消費税は低い。ビルの友人と思ったのかもしれない。
(空気抜きのノブ)
外に出たら、雨降りがあったようで、道が濡れていて、タクシーがつかまらない。ホテルまでは車でも10分間は掛る距離だ。そこにビルが彼のピックアップに乗れと言ってくれた。短い距離だが、いろいろ話をした。
(車輪)
イヤプロテクターは重要で、フォームが劣化するから交換は必要。ダブルに装着するのが良い。(私はもう長いこと2重主義だ)。彼、リタイアしているが射撃はピストルが週に1回、ライフルが2週に1回くらい、ショットガンは2挺あるがほとんど撃たない。楊枝を使い、ラバーフォームを銃とスコープの形に切ることも教わった。彼は妻が実はヒラツカの出でねえ、とそこまで話したところでホテルに到着した。こういう爺さんについていろいろ教わると、本当はとても知識が増えて、役にたつのだ。店宛てに彼の名前で手紙を書こう。付きあいたい人である。
(ロゴ)
彼と知り合えたのも何かの縁だ。
ギアは射撃に限らず狩猟、釣、野外スポーツに使うものの総称で、勿論言うまでもなく、重要な用具である。(この項以上)