伊達正宗公甲冑を元にした宇宙の悪役
映画「スターワォーズ」は1977年に初作が公開された。今の地球を宇宙に置き換えた設定が面白く全世界的なヒット作品となった。
その中で「シスの暗黒部」の悪役「ダースベィダー」の奇抜な甲冑姿は注目を集めた。作品はシリーズとなり何作品が続き、20年間おいてまたCGを駆使したものが作られた。ダースベィダーの甲冑は、作者、監督のジョージ・ルーカス、彼は黒沢作品が好きで、特に三船敏郎のファンであったことから、日本の甲冑、をデザインしたと言われていた。ベィダーの甲冑も作品を追うごとに少しずつ変化が見られるが。
発表されている限りで初作のものは、仙台市博物館展示の黒漆塗五枚胴、伊達正宗公所用の甲冑と言われた。
昨日、子供向けイベントに出ていたものは直近のベィダーだった。
日本の甲冑、奇抜な意匠や、面頬は外国人にはとても魅力があるようだ。
大体、このシリーズの主人公は着物姿の人間が多いし、アクションはチャンバラ、と極めて日本的な色彩が超未来、宇宙空間に出現するのも興味深かった。
上しか見えないので中の人はつらそうだ。