平成25年度 自衛隊音楽まつり 開催
今年で第49回を迎えたこのイベントは、武道館において11月15日(金)、
16日(土)の2日間、朝、昼、夜の計6回の公演(内容は2時間)が実施され、いずれの回も満席であった。金曜日夜の公演には安部総理、小野寺防衛大臣が参列した。本年のテーマは「力」であり、力強い演奏が以下のプログラムで進行された。
日本へ西洋音楽が紹介されたのはペリー来航の際、海兵隊軍楽隊が演奏したことにより幕府、薩摩、長州など洋式軍隊を組織するに当たり軍楽隊も編成された。
本年の特徴としては従来ゲストとして参加していた「米国陸軍軍楽隊」、「海兵隊軍楽隊」に加え、「タイ王国陸軍軍楽隊」もアセアン40周年記念で参加したことであった。
自衛隊の参加は、「陸上自衛隊中央音楽隊」「海上自衛隊東京音楽隊」「航空自衛隊航空中央音楽隊」「陸上自衛隊東北方面音楽隊」「陸上自衛隊西部方面音楽隊」「陸上自衛隊第302保安警務中隊」「陸上自衛隊演技隊」「航空自衛隊演技隊」「自衛太鼓」「防衛大学校儀状隊」「演技支援中隊」などの各部隊であった。
構成は「オープニング」「大地」「大海」「烈火」「大空」の内容であった。
「フィナーレ」は1964年東京オリンピックマーチだった。
いずれも間髪を入れぬ、準備で次から次へとスピーディな展開だった。
太鼓は全国18の団体が全員で出る迫力あるものだった。
軍艦旗入場
自衛隊も大変だ。フィリピンの災害に数艦、1000名以上の兵員を派遣する。
その準備に忙しかったはずだ。
なお、この音楽まつりは日本メディアにはニュースとしてもほとんど取り上げられないが、大人気であり、入場は招待か抽選だ。
(この項以上)