自衛隊の食事 その2

先月、小松(航空)、舞鶴(海上)、伊丹(陸上)の3か所における研修に行った。小松は新設された北陸新幹線で金沢へ、そこから自衛隊バスで最後の新大阪駅にまで送って貰った。2泊3日間の旅だ。昼食は3食、各地の自衛隊で食べた。
そこで観察していたのだが、隊員は大体私の2-3倍の米飯を食べていたが、時間は平均5-6分間ではないか? 私たちもつられて会話もなく10分間くらいで
済ましていた。前も書いたが副食は皆同じ、ご飯の量で調整する。
ご飯の取り方が独特だ。列になり、お盆、食器、飯碗を取る。その飯椀に大小がある。まずご飯を自分でよそうのだが、しゃもじが明らかに大きい。一般家庭の3倍くらいの面積がある。だから2回よそっては大変なことになる。
決まった時間。12時に食べる。我々のような部外者も例外ではない。
様々なスケジュールは12時に合わせてある。当然、我々も国家の食事を無料で食べることはなく、実費支払った。その額で大体、一食の費用は判断できたが。
カロリーと内容の組み合わせは栄養士が計るのであろうが、普通に食べて昼だけで1500Kcalはあろう。(隊員は一日3500-4000Kcalくらいではないか?)
幸いなことに好き嫌いのない身、まずいと思ったことはない。
また原則、残してはいけないので、完食する。

小松基地のメニューは以下のようなものであった。

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さんまの塩焼きは炭火で調理するのが自慢とのことで、カレー味のおから
は初めてたべた。

舞鶴のメニューは以下のようなものだった。

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ポークチョップと焼うどんのような副食に現地の夏ミカン
女性隊員は観察していると男性の半分の量のようだ。

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伊丹のメニューは以下のとおり、

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サバに蛸、魚月間であった。麦ご飯にとろろ、これは某氏の大好物で
この4倍は食べていた。大根おろしは食べ放題。

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若い隊員の多い普通科連隊なので、食堂は大賑わいであった。

どこでも、果物が何らかの形でつけられていた。

久しぶりに昼を決まった時間に食べた。これは今も仕事をしていた頃もなかなか出来ないことだった。(この項以上)