加州の友人「3年ぶりの大規模ガンショー」
米国ではホリデーシーズン、つまり11月後半のサンクスギビングからクリスマスまでは様々なイベントが盛んで、ガンショーも各地で開催される。「フェニックスショー」(12月2-5日)はそのなかでも規模が大きい。私は、この2年間以上、コロナ禍の自宅待機で出不精になり、車で6時間、もと考えましたが、行って良かったです。
フェニックス、アリゾナは気温20-24度Cで乾燥していて最高でした。マスクをしている人は見かけませんでした。
私はアメリカ人の友人に自分の収集物を委託販売してもらうために彼に事前に一部を預けておきました。彼は昨年、仕事を引退した60歳の収集家でもあり、SOSショー、ツルサショーなどに出店しておりますが、今回も恐ろしいくらいに売りました。できるはずもないが、フィラーリを買いたいと言っておりましたが・・
3年前のショーより出店(ブース)も来場者も減少しましたがそれでも全米有数の富裕層相手のガンショー、活気がありました。
私はあらかじめ預けておいたもののほかに多くの、価格は手ごろ、品質の良いものを持参しました。
皮革製品の価格は従来どおりのようですが、銃器は異常な高騰ぶりでした。
自宅でネットオークション、調べておいた数字とは大違い、の高額でした。
会場全体では、帝国日本軍関係の品物はあまり見ませんでした。すでに払底しているのかもしれません。
九九式小銃のスポーター(狩猟用に改造した銃)が700ドル、十四年式拳銃は1300-1800ドル(3年以前は500-800ドル)、二式小銃は2000-2500ドル、一般の九九式小銃、極上状態、2000ドル以上軽機関銃はライセンスの問題があるので、8000-16000ドルとあまり上昇なし、という相場状況でした。軽機関銃はATFEの無可動化条件を満たしていてもライセンスが必要。
品物を投資で購入している人たちも多いのでしょうが、いずれにせよコンデションが最高でないと・・・
そして楽しかったのは毎夜のメンバーの懇親会です。酒を飲み、語り。
私が今回処分したのは、重複して収集した帝国日本軍以外、英国、ロシア系の銃器です。
損したものもありますが多少利益は出たでしょう。それで満足です。
収集家の代替わりで収集品は別な人に・・自然な流れでしょう。
やはりボケていたのかもしれません。
最高状態のコルト「ゴールドカップ」が2500ドルで出ていたのをミスしました。販売代金が懐にあっても何の役にもたちません。
日本の不活発な市場、暗い状態からは予測もつかない、米国の市場ですが、現在はバブル状態かもしれません。
良く、「収集」は探して楽しみ、持って楽しみ、そして売って楽しむと
3段階あると言いますがその通りでした。
バンザイメンバーたちも元気でした。
以上