より安全な火縄銃演武のために

どんなスポーツやイベントでも事故対策は必要だ。特に火縄銃射撃や演武でも事故は許されない。
鉄砲で一番怖いのは暴発だ。3原則、「直前まで装填しない」、「空でも人に向けない」、「引き金は的を絞ってから指を触れる」。
火縄銃は黒色火薬と生火の火縄のコンビ。通常でも危険。
特に耳と目の保護。防塵メガネと耳栓、大筒ではマウスピースが必要だろう。
手甲、右手親指にバンドエイド 火の粉は皮膚に悪い、後でシミになる恐れがある。腕を覆うものがあると良い。

火蓋を触ろうとして暴発するケースが一番怖い

不発の場合、射手は動かない、声を出す、指をけして火蓋、火挟みに
近づけない。10秒間不動で管理者が処理する。
直ぐに火縄を外そうとして暴発、親指の付け根を火傷する。火薬の粒が
皮膚に入ると長い間、青黒い粒が入れ墨状に残る。
私の場合は2回あったが、消えるまでいずれも15年間くらいかかった。右手甲のシミは美容皮膚科で抜いてもらった。
頬を強く当てるので、歯にも注意。私は右奥歯上が破損して抜いてもらった。

最後に火縄は消え難い。踏んでも叩いても駄目だ。
射撃や演武のあと、荷物から煙が出て、車内で大騒ぎという事件は
何度も耳にした。今なら必ずニュースになる。
(以上)

 

火縄演武の装具を自作したらどうでしょう。

こんなものがあったら余計楽しくなるのでは。
皮革製胸当て

陣笠
様々な材質とデザインがある。戦闘用は鉄か皮革、合印が目立つ。

紙で自作したら面白いと思う。

胴乱

しゃれたものを作ると日常に使える。フランスのブランドバックの元は
万博に出て日本の動乱だったそうだ。

弾薬箱


十匁用や縦型の玉薬入れは

鉄砲袋

以上のモノは主に東北地方のもの。